結婚式ムービーアイデア集
このページでは、結婚式でよく使われるオープニングムービー・中座ムービー・エンドロールの3つのムービーについて、アイデアをご紹介します。
「定番」と呼ばれるものでももちろん盛り上がりますが、少し工夫するとオリジナルな結婚式を作ることができます。
オープニングムービーのアイデア
新郎新婦入場前の雰囲気を作る大事なムービーです。
無くても構いませんが、作成すると場を盛り上げる効果があります。
・プロフィール
2人のプロフィール紹介です。
プロフィールメインで構成しても良いですし、間に挟む程度でも良いかと思います。
どんなムービーにするにしても、やっぱり主役の名前くらいの紹介は欲しいですね。
・映画風
撮りおろしの映画のようなオシャレなオープニングです。
もちろん、オシャレではなくウケ狙いの構成も可能。
海などの景色の良い場所で撮影するのも良いですし、普段の2人の生活が分かるようなムービーは来てくれる人達にも楽しんでもらえます。
・ライブのオープニング風、カウントダウン
アーティストのライブ開始時のようなオープニングやカウントダウンです。
特にカウントダウンはゲストみんなで参加できるので、入場前に場を温めてくれます。
・メイキング
当日の準備の様子を撮影しておいて、メイキングにするものです。
改めて撮影をする必要はないので、映画風と比べると時間はかかりません。
ペーパーアイテムや飾り付けを作っている様子は、既に会場にいるゲストにも楽しんで貰えそう。
披露宴中のネタバレがないようにだけ気をつけて!
・写真スライドショー
2人の写真がたくさんある人は、写真を順に表示させるだけで簡単にムービーを作れます。
お気に入りの音楽に合わせて写真を切り替えれば、クオリティも高く見えます。
音楽の歌詞に合わせた内容にしても面白いです。
・2人の生い立ち、出会い
中座で流すことが多い生い立ちムービーですが、中座ムービーを流さずにここで流してしまうのもアリ。
比較的少なめの写真でも作成できます。
・注意事項
披露宴中の注意事項を伝えるムービー。
「写真撮影ok!後で送ってね!」「飲みすぎは注意!」「ゲストへのナンパはほどほどに」など、あまり硬すぎるものではなく、ユーモアも混じえてお伝えするのがオススメ。
気の知れた相手であれば「○○さんは彼女募集中です!」などと宣伝する上級者テクニックもありますが、名指しする場合は慎重に相手を選びましょう。
中座ムービーのアイデア
新郎新婦がいなくなってしまう時間に退屈させないために、中座ムービーを用意することが多くあります。
時間としては5~8分くらいが目安です。
短いと物足りないですし、10分を超えてくるとゲストが飽きてしまいます。
中座ムービーの定番は、2人の生い立ちを紹介したムービーです。
ですが、必ず生い立ちムービーを流さなければいけないわけではありません。
その他にもいくつかアイデアを挙げます。
・生い立ちムービー
上記の通り、定番のムービーです。
ゲストとしては幼少期の写真を見れるのが楽しみのひとつ。
「新郎の誕生~現在→新婦の誕生~現在→現在の新郎新婦」と、写真を多く使って進めていくのが一般的です。
ゆったりしたBGMを使うのがオススメ。
中座ムービーとしては最も無難で一般的なものですが、挙式の前や披露宴のオープニングで生い立ちムービーを流す場合は別のムービーにしましょう。
★生い立ちムービーについてはこちらのページにも詳しく記載しています。
・メイキング
当日に向けての準備の様子を流します。
ゲストへの気持ちを込めながら準備する姿はとても喜ばれます。
中座だと披露宴前半のネタバレが無くなるので、オープニングでメイキングを流すよりも準備素材は多く使えます。
・クイズムービー
新郎新婦がクイズを出すムービーです。
定番クイズの「お色直しのドレスは何色でしょう?」など、新郎の意見やヒントも含めて映像にしておくと再入場までの間のゲスト同士の話題作りにもなります。
ただし、中座ムービーで投票を行うのは難しいので、もし景品を用意したいということであれば受付にクイズを設置しておいた方が良いでしょう。
中座ムービーではその場で正解発表までしてしまうようなちょっとした暇つぶしクイズの方が良いかもしれません。
・新郎新婦からのメッセージ
「披露宴前半どうでしたか?」「楽しんでもらえてますか?」など、新郎新婦からのビデオレターを流します。
前半にウェディングケーキを出しているのであれば、デザイン決め等の作成秘話を話しても面白いです。
事前に撮影したメッセージを流すだけなので、編集も簡単。
ただし、話しているだけのムービーは長いと飽きてしまうため、できれば他の演出と組み合わせて使用しましょう。
・新郎新婦一問一答
お互いに気になることを質問&回答するムービーです。
新郎新婦片方しか知らないゲストにはもう片方の紹介にもなり、共通の友人にとっても普段は見せない2人を知ってもらえる良い機会になります。
1人ずつ動画を撮るだけなので準備もあまり必要ありません。
「相手の第一印象は?」「何て呼んでる?」「得意料理は?」「趣味は?」など、プロフィールには入れられなかった質問をたくさん詰め込みましょう。
・日常ムービー
2人がどんな生活をしているかはゲストも興味があるところ。
既に同居している場合は、普段の生活を撮るだけでもムービーを作ることができます。
片方がインタビュアーになって「もうすぐ結婚式ですが、今のお気持ちは?」と質問しても面白いです。
・テレビ番組風
ユーモアたっぷりの面白夫婦なら、バラエティ番組のようなムービーを作るのも◎
難易度高めではありますが、2人のトークや漫才で笑いを取りに行くとゲストも楽しい時間になります。
ミニドラマなどを撮影して流すのも良いですね。
テレビ番組は大掛かりなものが多いですが、YouTubeにもたくさんヒントが落ちているので参考に見てみるのも良いでしょう。
いかがでしょうか?
生い立ちムービーよりも楽しいムービーがたくさんありそうですよね。
作成が簡単で迷った時に色々と例を探せるのは生い立ちムービーですが、お時間のある場合は他に挑戦してみても良いかも。
もちろん、前半を短めの生い立ち紹介にして後半を別のムービーにするのもアリ。
写真が少なくても対応できそうですね。
エンドロールのアイデア
エンドロールだけは、手作りよりも式場に頼むことをオススメします。
即日編集ムービーが最もオススメだからです。
これだけは絶対に自分達では用意できません。
ゲストも映るため、最後まで楽しんでもらえますし、自分たちにとっても思い出のダイジェストムービーになります。
自分で作るよりはお金はかかりますが、ここにはお金をかける価値があると思います。
ただ、それでも節約したい、別のことがしたい、という場合は手作りしましょう。
(もちろん、絶対にエンドロールが無いといけないわけでもないですが、寂しいので用意した方が良いです。)
繰り返しになりますが、手作りをする場合は当日の映像は使えません。
なので、事前に用意できる映像としては「新郎新婦からの感謝を伝える動画」がメインになるかと思います。
2人でメッセージを用意し、感謝の気持ちを動画にしましょう。
自作エンドロールのアイデアとしては、以下のようなものがあります。
・感謝を伝えるメッセージ動画
・生い立ちムービーの文字なしのようなイメージで、写真や動画で今までの軌跡を流す
・前撮りの写真を音楽とともにお届け
・スタッフロールのような形でゲスト一人ひとりに感謝のメッセージを流す
もし即日編集ムービーを頼まない場合、このようなイメージで作成してみましょう。