結婚式で行うクイズのアイデア

クイズのアイデア

結婚式、特に披露宴の定番クイズに「ドレス色当てクイズ」というものがあります。
受付に投票箱を置いておき、新婦のお色直しドレスの色を投票してもらうというクイズです。
どうしても新郎新婦がメインになってしまう披露宴ですが、クイズはゲスト全員が参加できて楽しめる演出となっています。

このページでは盛り上がるクイズのアイデアを集めてみました。

クイズを決める前に決めること

景品はどうするのか?

参加者全員に配るのか、正解者だけにするのか。
正解者は個人にするのか、グループ(テーブルごと)にするのか。
それとも景品は無しなのか。
景品の有無によって投票方法は変わりますし、クイズの内容にも影響が出ることがあります。

正解者が複数出た場合についても考えておきましょう。
正解者全員とすると景品の数を考えるのが難しくなりますが、抽選にすると「当たったのに……」となるゲストも出てきます。
倍率が高すぎてもガッカリです。

また、正解発表の後の景品当選者選びは、不正解者が退屈になります。
全員が楽しめるような配慮も必要です。

・新婦賞、新郎賞など、何種類か用意して当たる人を増やす
・不正解者も含めた特別賞の抽選を用意する
・テーブル対抗にする
・抽選で正解者1人を選んだら、同じテーブルの人にも景品
・正解者全員に景品

などなど、ゲストの人数に合わせて景品の対象者を決めましょう。
正解者全員に景品とする場合、受付で正解だと思う番号のカードを早い者勝ちで持って行ってもらう方式にすると、用意したカードの数で最大正解者数が把握できるため、景品の用意がしやすくなります。

投票方法

景品を無しにしたり、参加賞として全員に配るのであれば、誰がどの選択肢を選んだかは重要ではありません。
その場合は「投票」にこだわる必要はなく、ただクイズを書いておくだけでもゲストは色々想像して楽しめます。

ただ、もし正解者に景品を配るのであれば、投票が必要です。
受付にBOXを設置すれば個人投票ができますし、クイズ自体を披露宴中に発表するのであればその場で立ってもらうこともできます。
テーブルに選択肢カードを掲げてもらう方式なら、参加も気軽。

一番はやはり受付に投票を置くことです。
開場前の空き時間を使って貰えますし、何より「参加したくない人は参加しなくていい」のがメリットです。
景品が当たると前に出ないといけないため、嫌がる人もいるということを覚えておきましょう。
何をするにしても強制参加はNGです。

クイズを決めよう

出題形式

クイズは当日に行うものなので、投票をするのであれば選択肢を用意するのが良いでしょう。
自由記入だと集計が大変になります。
もし選択肢を作らない場合も、景品無しでランダムに回答を読み上げて楽しむことはできますし、披露宴中に時間を設けて何人かに「答えは何だと思いますか?」とインタビューする楽しみ方もあります。
ただやはり正解者を明確に作りたい場合は選択肢を用意するのが分かりやすくて簡単です。

クイズの注意点

クイズの内容にも注意点があります。
まず1つ目は、結婚式・披露宴にふさわしい内容であること。
過度な下ネタなどは二次会でやりましょう。

そして2つ目は、ゲストが皆平等であること。
例えば、新婦の好みに関するクイズなどは新婦友達が有利になってしまいます。
ドレスの色当ても、「普段からよく身に付ける好きな色」の場合は避けた方が良いでしょう。
クイズは全員が楽しめるよう、誰も知らないこと、もしくは「挙式中のブーケはどれだった?」などの全員平等にチャンスがある内容にしましょう。

クイズのヒント

ゲストが全く分からないようなクイズの場合は、ヒントを置いておくのが良いです。
ただの運試しもいいですが、「あの子ならこれが正解かな?」と考えて選んでもらった方が楽しいからです。
「どうでもいいな……」と思われないようなクイズ作りを心掛けましょう。

クイズ例

ドレスの色当て

定番中の定番なので、迷ったらこれにするのが無難です。
正解発表の時間を設けなくても、お色直しで出てきた瞬間に正解が分かるので、景品渡しまでスムーズに進みます。

クイズは受付に置いてくのが一般的。
投票BOXを置いても良いですが、このクイズの特徴は答えが「色」であること。
この特徴を利用して、投票の代わりにペンライトやフラッグを用意すれば再入場もみんなで楽しめますし、正解者数も分かりやすくなります。
ペンライト等は数ピッタリではなく少し多めに用意して、遅めに来た人でも色を選べるようにしましょう。

ただし、ドレスの色当てはあまりにも定番なので、お呼ばれが多い人は「また?」となってしまうことがあるかも。
しかし、多くの人はお色直しカラーが気になっていますので、楽しめるのは事実です。

幼少期の新郎新婦当て

これもよく使われる定番クイズで、小さい頃の写真を並べてどれが新郎新婦か当ててもらうクイズです。
特に同年代の兄弟姉妹や親戚がいる場合にこのクイズをすることが多いです。

答えが分かっている家族や写真提供者(親戚など)は投票権が無くなってしまうのと、生い立ちムービーとの被りだけ注意してください。
いっそ生い立ちムービーで正解発表を兼ねてしまうのはアリです。

お互いの呼び方当て

新郎新婦が普段どう呼び合っているのか、誰にも話したことがないならクイズにできてしまいます。
クール系に見える新郎が実は可愛い呼び方をしていたり、2人の呼び方に温度差があるなど、ギャップがあると面白いですね。

初めての○○

結婚する2人の「初めて」を知ってもらうクイズです。

・初デートの場所
・新婦が初めて新郎に作った料理
・初めて2人で観た映画
・初めての県外旅行
・初めての喧嘩
・初めて贈ったプレゼント

など……些細なことまで全て友達に話してしまっている人は少ないのではないでしょうか。
まだ誰にも言ってないことがあれば、クイズにしてしまいましょう。

新婦の気持ち、秘密

ゲストどころか新郎も答えを知らないクイズです。
今まで新郎に言ってなかったけど実はこう思っている、この機会に伝えたい、などの想いをクイズにします。
正解発表前、新郎にどれが正解だと思うか聞いてみると面白いです。
もちろん新郎新婦逆でもok!

新郎の発言、行動

長く一緒にいると、色々な出来事があると思います。
「○○の時、新郎がとった行動は!?」など、2人しか知らない出来事をクイズにしましょう。
もしかすると新郎も忘れてしまっている出来事があるかも。
その場合は新郎も当日クイズに参加できますね。

状況別おすすめクイズ演出

当日は演出盛り沢山!時間が無い!

クイズ以外にもやることが多く時間が無いという人は、投票や景品は無しの方がいいでしょう。
受付にクイズの問題だけを置いてゲストへの話題提供とし、披露宴中に正解発表して終わるくらいで十分です。
クイズコーナーが正解発表だけで終わると少し寂しいので、中座ムービーなどでさらっと正解発表をしてしまった方が良いかもしれません。

披露宴の時間が余っている

他に演出が少なく、時間を埋めるためにクイズをしようと考えている人もいるかと思います。
その場合は受付にクイズを置くのではなく、披露宴中にクイズをやってしまいましょう。
前に出るのが苦手な性格のゲストもいるかもしれませんが、テーブル対抗にすれば参加のハードルはぐっと低くなります。
選択肢の札や回答用の紙を用意すると分かりやすいです。

正解者全員にプレゼントしたい

自由投票形式だと正解者の数が不明のため、プレゼントをいくつ用意すれば良いのか分かりません。
受付で正解だと思う番号を持って行ってもらう「早い者勝ち形式」なら、最大正解者数が確定できます。
ただのカードではなく、花やペンライトなどにすると正解者が分かりやすく、プレゼントを配る時も楽々です。

遅めに来たゲストがある程度選べるよう、数はぴったりよりも少し多めにしておきましょう。

披露宴の時に妊娠している

授かり婚であったり、籍だけ先に入れたという場合は、披露宴の時点で既に子供が出来ているということもあるでしょう。
その場合、「子供の性別クイズ」が盛り上がります。
新郎新婦が正解発表してもいいですが、性別を医師に紙に書いてもらって封をすれば新郎新婦も当日まで分からないというドキドキを楽しめます。
式場のスタッフに性別を書いた紙を渡して正解発表してもらいましょう。

自分達も楽しみたい

その場でゲームをする方法もあります。
例えば「新婦が今一番欲しいものは?」などの質問を用意し、新郎新婦がそれぞれ記入。
新郎は何問当てられるか?というゲームです。

ゲストには何問当てられるかを事前に予想してもらいましょう。
終わるまでは新郎新婦を含めて誰も正解が分からないので盛り上がります。

新郎へのサプライズ

披露宴のどこかで新郎にサプライズをしたいという新婦さんも多いのではないでしょうか。
クイズというタイミングも1つの候補になります。
新郎が答えを知らない問題を出し、新郎が正解出来たら欲しがっていたものをサプライズで用意してプレゼント!
間違えたら没収/プレゼント無しということにすると気合いも入ります。

「クイズのついでに新郎にも」というスタイルならゲストメインで一緒にクイズを楽しむことになりますし、「新郎へのサプライズ」をメインに考えるのであればゲストに対しては新郎が正解するかしないかの2択にしても良いでしょう。

クイズは簡単にできるお楽しみ演出

クイズは簡単に用意できますが、幅がとても広く、新郎新婦らしさを出すことができる楽しい演出です。
所要時間をある程度自由に設定できるというのも、クイズをオススメする理由の一つ。

ゲストに少しでも「楽しかったな」と思ってもらいたい場合は是非演出に入れてみてください。

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