ウェディングケーキの打ち合わせ
ウェディングケーキは結婚式のメインイベントのひとつにもなる大切なアイテムです。
憧れていた新婦さんも多いのではないでしょうか。
プロのパティシエが作ってくれるので、完全お任せでも素敵なケーキになりますが、せっかくなら世界に一つのオリジナルケーキを作ってもらいましょう。
ケーキの料金
デザインや大きさによって当然料金は変わってきます。
式場によっても様々ですが、一般的に金額の大小を決める要素を並べていきたいと思います。
・ケーキの大きさ
大きい方が料金は高くなり、さらに段数も多くなるほど高くなります。
節約するなら1段のケーキにして、プレートや飾りで個性を出しましょう。
・可食部、イミテーション
全てをケーキで作るのではなく、一部又は全部を作り物(イミテーション)にすることができます。
可食部が多いほど高くなりますので、節約したい場合はケーキカットとファーストバイトのときに使う一部分だけを本物のケーキで作ってもらいましょう。
また、ゲストにもケーキを振る舞いたい場合は最低限の大きさが決まっており、人数分の料金がかかります。
・モチーフ
ケーキ本体だけではなく、何かモチーフを作って乗せたい場合はそれに対する料金もかかってきます。
例えば、新郎新婦をイメージしたマスコットや、大きなリボン、チョコプレートなどです。
モチーフの大きさによっても変動します。
節約したい場合はなるべく減らし、隙間はフルーツなどで埋めるようにしましょう。
・フルーツ
多くの場合は希望するフルーツを乗せてもらえますが、時期ではなく手に入りにくいものなどは高くなることがあります。
ケーキ決めの流れ
まず、ケーキのテーマを決めましょう。
王道のいちごショートケーキが良いという人もいれば、結婚式のテーマに合わせたい人もいるでしょう。
「結婚」をモチーフに、新郎新婦のマスコットや写真を飾ったケーキも定番です。
また、ケーキの段数も決めることができます。
1段~3段にすることが多いです。
よく見るのは円柱型の3段ケーキかと思いますが、もちろん四角でも大丈夫です。
3段あった方がやはり見栄えは良いですし、横に並んだ時に写真映えもします。
1段の場合は四角いケーキのことが多いです。
背が低くなるので覗き込まないと見えないこともありますが、広い面に文字やイラストを描くことができます。
また、1段は比較的安価なのでなるべく節約したい方にもオススメです。
具体的なデザインについては、パティシエさんと打ち合わせをします。
その時既にケーキのイメージがあるのであれば、イラストに描いて持ち込むことも可能です。
イラストが描けない場合は文字でイメージを箇条書きしても構いません。
パティシエさんがイラストに描き表してくれます。
イメージが浮かばないのであれば、テーマだけ伝えることでも構いません。
好みの色や使って欲しいフルーツなど、何でも提案してみましょう。
デザイン決めのヒントが下の「ケーキのアイデア」にいくつか書いてあるので参考にしてください。
予算などの関係で最初のイメージ通りにはいかないこともあると思います。
パティシエさんと納得いくまで話し、理想のケーキを作ってもらってください。
ケーキのアイデア
具体的なイメージがある方はすぐデザインが決まるかと思いますが、あまり考えてなかったという方はこの項目を参考にしてください。
「可愛いケーキ」「シンプルなケーキ」といったイメージだけでも決めておくと打ち合わせがスムーズになります。
もちろん、希望がない部分はお任せでも大丈夫です。
イメージ
・可愛い
・シンプル
・スタイリッシュ
・キラキラ
テーマ
・結婚式のテーマに合わせる
・2人の趣味
・思い出の場所、プロポーズの場所を再現
・結婚式モチーフ(式場や祝福の鐘、結婚証明書など)
・新郎新婦の人形や写真
飾りの例
・日付や名前のプレート
・リボン
・花
・フルーツ
・生クリームデコレーション
その他決めておきたいこと
・ケーキの段数、大きさ
・メインとなる色
・ケーキの味
・乗せたいモチーフ
・フルーツ
それぞれの色を作るオススメのフルーツ
ウェディングケーキの色のイメージは、乗せるフルーツの色で大きく左右されます。
色を作りたい時に乗せるフルーツの例をご紹介します。
赤・ピンク→いちご、ベリー系、サクランボ
黄色・オレンジ→みかん、マンゴー、黄桃、パイナップル
緑→キウイ、マスカット、メロン
紫・青→ブドウ、ブルーベリー
白→リンゴ、白桃、洋梨
フルーツ以外にも、クッキーのアイシングやチョコ、生クリームなどで色を表現することができます。
花を飾ることもできますが、可食部のデコレーションは衛生面から断られる場合もあります。
デコレーションは料金とも相談して決めましょう。
結婚式の数だけケーキがある
ウェディングケーキはよくある演出ですが、自由に決めることができるので個性も出やすいアイテムです。
せっかくの結婚式ですので、2人のオリジナルなケーキを作ってもらいましょう。
料金は他の演出と比べてやや高くなりがちですが、ウェディングケーキは妥協せずに思い切ってお金を使っても良い部分かもしれません。