封緘シールとは
招待状の封緘シールは封筒に封をする時に貼るシールで、本来はその手紙が他の何者かによって開封されていないことを証明するものです。
しかし、現在はデザイン性などを重視されることが多いでしょう。
蝋(ろう)で作られたシーリングスタンプも人気です。
郵送の場合は封筒を糊付けしてから封緘シール、手渡しの場合は糊付けせずに封緘シールを貼ります。
結婚式の招待状に使用する封緘シールに厳密なルールはありません。
市販のものを購入する場合は、「結」や「寿」と書かれたシールが一般的です。
手作りの場合は2人のイニシャルを使用してオリジナリティを出してみたり、招待状のデザインに合わせて作ったりするのが人気です。
封緘シールは手作りも気軽にできるアイテムなので、是非チャレンジしてみてください。
封緘シールの作り方
一番簡単な手作り方法は、シール用紙を購入して印刷する方法です。
四角ならフリーサイズの用紙を購入して印刷後にカット、丸なら初めから丸にくり抜かれた用紙を購入しましょう。
費用はゲスト数にも寄りますが、数百円で収まります。
作る手間はありますが、比較的簡単にこだわりをアピールできるアイテムです。
招待状は手作りできなかった……という新郎新婦も、シールくらいならチャレンジできるかもしれません。
封緘シールのサイズと形
封筒を留められるサイズであれば、特に制限されるものではありません。
縦横2~3cmくらいを目安に作成すれば良いかと思います。
形としては丸(円形、楕円形)や横長の長方形が一般的ですが、他にこだわりがあればそれでも構いません。
フリーサイズのシール用紙を使う場合は四角(正方形、長方形)だとカッターやハサミで一気に切れるので簡単です。
正解はありませんので、お好みで作成して構いません。
封緘シールのデザイン
デザインにはルールはありませんので、自由に作りましょう。
とは言っても、自由だと逆に迷ってしまいますので、以下にアイデアを並べます。
一つの要素だけではなく、いくつか組み合わせるとさらにオリジナリティが出ます。
①新郎新婦のイニシャルや名前
イニシャルはそれだけで2人のオリジナル感が出るデザインです。
最近はロゴを無料で作れるアプリ等もありますので、ロゴをそのままシールにしても良いかと思います。
その他、2人の名前をローマ字で書くだけでもオシャレに仕上がります。
②招待状のデザインと合わせる
封筒は市販の無地のものを使う方が多いかと思いますが、封緘シールを招待状のデザインと合わせることで、開ける前から結婚式の雰囲気を感じ取って貰えます。
結婚式のテーマを決めている方には特にオススメです。
③日付を入れる
結婚式の日付も、オリジナル感が出る要素です。
市販のものではなく、招待状のために用意したシールであることがよく伝わるかと思います。
④「結」「寿」など
オリジナリティより費用面で手作りを考えている方は、市販のシールのような文字を入れると簡単です。
自宅で箔押しなどの加工は難しいですが、デザインだけなら真似できると思います。
その他、文字のアイデアとしては「Happy wedding」「Thank you」などがあります。
⑤写真
写真をそのままシールにしてしまえば、デザインを考える手間がなく簡単です。
結婚式のテーマに合わせた風景写真にするも良し、前撮りの写真を使うも良し。
写真を薄めにして上から文字を乗せるデザインは簡単ですが凝っているように見えるのでオススメです。
新郎新婦や結婚式に関する文字を入れるだけで、オリジナル感を出すことができます。
市販のシール作成用紙を使えば簡単に作成できますので、是非試してみてください。